50代女性シリーズに続いて、「50代男性【真夏】」のLINEスタンプ、24個が完成しました。
AIを使えば一瞬で完成すると思われがちなんですが、実際はそんなに簡単じゃなかったので、今回はその過程を正直に書いてみようと思います。
設計書づくりから始めました
今回はまず、24枚をバラバラに作るのではなく、最初に「設計書」を作ることにしました。
決めたのはこんなルールです。
- 顔はベース画像を100%維持する
- 髪型・眼鏡・輪郭・体型を固定する
- 白背景、文字なし、太いアウトライン
- 服装は「仕事着」「普段着」「部屋着」「甚平」の4パターンをコード化しておく
これを最初に決めておいたおかげで、24枚並べたときにちゃんと同じ人に見える仕上がりになりました。ここは今後のスタンプ作りにも活かせる、良いやり方だったと思っています。
初めてのコーデックス、正直戸惑いました
今回、はじめて「コーデックス」というツールで設計書を作りました。ChatGPTのチャットで夏らしい言葉を提案してもらったり、私があったらいいなと思うスタンプを壁打ちしながら色々決めていきました。それらのやりとりをちゃっぴー(ChatGPT)にまとめてもらって、次にコーデックスに見てもらうとあっという間に設計書ができました。 イラストのポーズが被っていないか、どのイラストがどの服装にするかなどを一覧表にまとめてくれました。 そして[共通設定]と[ネガティブ設定]というものを作ってくれました。
[共通設定] ・顔は固定で勝手に変えない・白い背景太いアウトラインなどです。
[ネガティブ設定] ポーズを過度に誇張しない。文字は入れない。服装を勝手にかえない。などです
本当にあっという間に設計書ができました。こちらが戸惑う程です。だけど、その設計書をコピーして別のチャットで使うという使い方を把握するのに私が戸惑い時間がかかりました。
結局、今回のスタンプ制作そのものにはコーデックスはあまり出番がありませんでした。
後から知りましたが、画像生成そのものをコーデックスにまかせてみるのもいいみたいです。
このようなことがわかったのも今回使ってみたからこその収穫でした。新しい道具を触ってみて、自分に合う・合わないを確かめられたのは良かったです。
途中で頭がごちゃごちゃになって、しんどくなった話
正直に書きますが、制作の途中、けっこうしんどい時間がありました。
ちゃっぴー(ChatGPT)の提案で、設計書・制作・相談とチャットを3つに分けて進めていたんですが、修正のたびに「どのチャットに何をコピーしたっけ」とわからなくなってしまって。ちゃっぴーはどんどん色んな提案をしてくれるんです。「私なら更にこうします」と。そのような提案がどんどん増えていく一方で、私はそれを追いかけるだけで頭が痛くなってきてしまったんです。
それで、ちゃっぴー(ChatGPT)にもクロード(Claude)にも、正直に「もう提案とコピーばかりで疲れた」と伝えてみました。
そうしたら、「もう提案をきいてばかりはやめて基本に帰ろう」とクロードがアドバイスしてくれたんです。それから、やっと画像生成がスムーズに進み始めたんです。
それまでに設計書はつくってあるし、ベースの画像は添付してるしプロンプトはきちんとまとまっているので画像生成自体は早く進みました。
AIはとても頼りになる相棒ですが、提案されるままに振り回されていると、かえって作業が止まってしまうこともあるんだなと実感しました。「これ以上複雑にしない」と判断するのは、結局のところ人間の役目なんだと思います。
一覧で見て初めて気づいた「かぶってる」問題
設計書の段階で、コーデックスにポーズがかぶっていないか確認してもらってはいたんです。それでも、いざ24枚を一覧に並べて自分の目で見てみると、やっぱり「かぶってる」と気づく箇所がありました。AIのチェックだけでは拾いきれない、人の目ならではの気づきなんだなと思います。
24枚が完成して、一覧に並べてみたときに、初めて見えてきた問題もありました。
「またな」と「お気をつけて」、どちらも手を振っているポーズで、並べてみるとほとんど同じに見えてしまったんです。そこで「お気をつけて」は見送るポーズに変更しました。

「了解です」と「いいですね!」も、どちらも親指を立てるポーズになっていて区別がつきにくく、「了解です」は両手で大きな◯を作るポーズに変更しました。
タオルの色も、最初は紺色に指定していたんですが、襟や髪の毛と被って見えづらかったので、レモンイエローに直しました。首に巻いたタオルが二重に見えてしまう不具合も、何度か直しています。

AIレベルでは被っていないと判断されたのかもしれませんが、50代の私が見たら「あ、かぶってる」と感じ方が違うのかなと思いました。
文字へのこだわり:「50代」がタイトルに入っている理由
スタンプって、手書き風のかわいいフォントが人気なのは知っています。でも今回もあえてそれは選びませんでした。
理由は単純で、50代になると目が疲れやすくなるからです。トーク画面でパッと見たときに、読みにくい文字だと内容が伝わる前に読むのをやめてしまうと思うんです。
なのでスタンプ本体には文字を入れず、Canvaで別に大きく・太く・読み取りやすいフォントで文字を重ねる形にしています。初心者なりの、私自身のこだわりです。
「50代女性」「50代男性」と、シリーズのタイトルにいつも「50代」を入れているのも、この「同世代の人に読みやすいものを届けたい」という思いがあるからなんです。
完成した24枚を見て思うこと
こうして出来上がった24枚を並べてみると、シリーズとしての統一感があり、夏らしい爽やかな雰囲気も出せたと思います。

AIだけで一瞬で完成したわけではなく、何度も直しながら、少しずつ完成度を高めていった結果です。しんどい時間もありましたが、そのぶん納得のいく仕上がりになりました。
今回学んだこと
- 最初に設計書を作っておくと、あとの統一感がぐっと楽になる
- 服装はコード化しておくと管理しやすい
- 提案に振り回されそうになったら、正直に「しんどい」と伝えていい
- 一覧で並べて見比べると、1枚ずつでは気づけない問題が見つかる
- 最後に「どちらが伝わりやすいか」を決めるのは、AIではなく人間の役目
次はこの経験を活かして、もう少し早い段階で一覧チェックを挟んだり、ポーズがかぶらないように途中で確認したりしていきたいなと思っています。
(50代男性【真夏】はこちらです → https://line.me/S/sticker/35390688)
(これまでのスタンプはこちらです → https://line.me/S/shop/sticker/author/6092086)
ほいじゃあね〜
なるかな

