こんにちは、なるかなです。
56歳、フルタイムで働きながら、今年の4月からAIでLINEスタンプを作っています。
今日は、スタンプ作りで「えーっ、そうなん?」と声が出た話をします。
■ 真夏のスタンプに、花火の夜空を入れたかった
いま作っているのは、真夏がテーマの24個セットのスタンプです。
①夏に使いたい言葉を24個決める(「いいね!」「くたくた…」「暑中お見舞い申し上げます」など)
②ChatGPTに6個ずつ画像を作ってもらう
※24個いっぺんではなく6個ずつなのは、ポーズや表情がかぶらないように、その都度シチュエーションや服装を相談しながら進めたいからです。
その中の23番、「またね〜」。
夏の終わりの挨拶らしく、浴衣を着て、夜空の花火をバックに手を振る──そんな1枚にしたいと思いました。浴衣は17番の「暑中お見舞い申し上げます」でも使っていたので、色や雰囲気を変えて差をつけよう、という作戦です。

できあがったのが、この画像です。
夕暮れから夜に変わるグラデーションの空に、大きな花火。朝顔柄の浴衣。われながら「きれいにできた〜」とうっとりしました。
■ ところが。スタンプには「背景透過」という決まりがある
ここで、スタンプ作りを始めて知ったことをひとつ。
LINEスタンプは、背景を透明にして提出する決まりがあります。トーク画面のどんな背景色の上でも使えるように、キャラクターの周りを透明にするんですね。これを「背景透過」といいます。
……もうお気づきでしょうか。
背景を透明にするということは、あの夜空も、花火も、ぜんぶ消えるということなんです。
頑張って描いてもらった、きれいな夜空。消える運命でした。
■ それでも諦めきれず、あれこれ試した結果
すぐには諦められませんでした。花火だけ残せないか、空の色を変えたらどうか、いろいろ試しました。
でも、うまくいきません。
さんざん回り道をして、最後にたどり着いたのは、いちばん最初のシンプルな案。白い背景に、浴衣の人と、小さな花火を周りに散らしただけの1枚でした。

正直、決めたときは「ちょっとさみしいかな」と思いました。
どういうわけか、この画像の花火は背景透過してもちゃんと残るんです。
初心者の私には詳しいことはわかりませんが、花火だけでも残ってくれて、なんだかうれしいです。
■ あとから気づいた、「シンプルが正解」だった理由
ところが、あとになって気づいたんです。
スタンプは、トーク画面ではとても小さく表示されます。親指の爪くらいの大きさです。
あの繊細な夜空のグラデーションや花火の細かい光は、小さくなるとほとんど見えません。逆にシンプルな採用版は、小さくても「浴衣、花火、夏!」と一瞬で伝わります。
さみしいんじゃなくて、スタンプに必要な引き算だったんですね。
■ まとめ:背景は、頑張って描かないでください
というわけで、今日の学びです。
これからAIでLINEスタンプを作る方は、背景を頑張って描かないでください。どうせ透明になります(笑)。
凝りたい気持ちは、キャラクターの表情やポーズ、小物に使うのがおすすめです。
ちなみに、ボツになった夜空の画像は、こうしてブログの記事で日の目を見ることになりました。無駄になるものって、案外ないのかもしれませんね。
ほいじゃぁまたね〜。
